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普天間移設先は沖縄近隣=防衛相(時事通信)

 北沢俊美防衛相は23日午前の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題に関し、「米海兵隊の持つ抑止力は、沖縄を中心になるべく近いところ(への部隊配置)でないと、減退する恐れがある」と述べ、移設先は沖縄県やその近隣に限定されるとの認識を示した。また「そういう認識は、政府全体も共有している」と語った。政府が検討している鹿児島県・徳之島へのヘリ部隊の分散移転を念頭に置いた発言とみられる。 

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【名言か迷言か】

 米軍普天間飛行場移設問題をめぐる平野博文官房長官の15日の発言については、多くの政界関係者が「やっぱり」という感想を抱いたに違いない。平野氏はこう言った。

 「合意の解釈には幅がある。この候補地でもっと具体的に詰めようという土俵ができることが合意だ」

 普天間飛行場の移設先については、さまざまな案が浮かんでは消え、消えては浮かんだが、連立与党内の同意、地元・沖縄県の同意、米国の同意という3つの条件を満たす案が見当たらず、鳩山政権は迷走に迷走を重ねている。鳩山由紀夫首相が公約していた「5月決着」の実現が危ぶまれる中で、ついに平野氏が「決着」の意味は、日米間で移設先についての最終合意が得られることではなく、ある案の検討について、日米双方が議論の土俵に乗れば、それが決着なのだと言い張ったわけだ。5月に最終合意できない場合に備えて予防線を張ったとも言える。つまり、言い訳を始めたのである。

 そもそも鳩山首相は昨年12月には「5月までに新しい移設先を含めて決定していきたい」と明言していた。さらに、その後の発言で、移設先に関する日米両政府間の決着の前段階として、日本政府としての案を「3月」にまとめることを強調していた。しかし、その日本案というものが決まったのか決まっていないのか不明なまま、すでに4月も半ばを過ぎた。いよいよ日米決着の期限まで残り1カ月半を切った。

 4月15日夕、鳩山首相は記者団に対して、「5月末までに決着をするというのは、私は何度も言明してますからね」と改めて5月決着を断言した。

 ただ、今までの普天間問題の混迷ぶりをみれば、この言葉もどこまで信用できるのか。米側が不信感を持ったとしても不思議ではない。

 なにしろ核安全保障サミットに関連して、米ワシントン・ポスト紙は、鳩山首相を評して、「最大の敗者」とまで言い切った。

 同紙はそれだけでなく、鳩山首相についてこんな単語も使っている。

「loopy」

 英和辞典によると、これは「頭が変な」「いかれた」という意味である。一国の首相に対して、この表現は大変失礼だとは思う。平野博文官房長官も16日、「一国の首脳に対し、いささか非礼な面があるのではないか」と不快感を示した。逆に同紙から、最大の評価を与えられたのが中国の胡錦濤国家主席。人権問題を抱える中国を「勝者」に位置づけ、同盟国の首相をこきおろすのもどうかと思うが、今回にかぎって言えば、こんなことを言われてしまう鳩山首相の方にも大いに問題ありだと言わざるをえない。

 鳩山首相はいったん日米間で合意した沖縄県名護市のキャンプ・シュワブ沿岸部への移設を白紙に戻し、さらに、「3月」「5月」決着を勝手に言い出した。さらに、政府は最近になって沖縄県名護市辺野古沖の浅瀬に移設する案を進めているようだが、これでは最初の現行案とあまり代わらない。浅瀬案でいいのなら、昨年のうちに決着できていたのではないか。

 これだけ事態を混乱させたのだから、5月に決着しようがしまいが普通の首相なら辞任に追い込まれても仕方のない状況だ。だが、そうなるかどうか分からない。鳩山首相が「宇宙人」と呼ばれるほどの変わった感覚を持つ人物だからだ。常識では推し量れない鳩山首相の進退に注目したい。(五嶋清)

◇…先週の永田町語録…◇

(12日)

 ▽一生懸命している

 鳩山由紀夫首相 政権は国民のために一生懸命仕事をしていると思っている。(内閣支持率の低下は、政権に問題があることを示すのではないかと記者団に問われ)

 ▽自らお願い

 谷垣禎一自民党総裁 女性に支えていただかない政治活動は長続きしない。今までは総裁の妻が出席したと聞くが、今度の参院選は危急存亡の戦いなので、自らお願いした方がいいという思いだ。(自民党支援の女性団体の会合であいさつ)

(13日)

 ▽長い一日

 鳩山由紀夫首相 今日は大変長い一日だったが、非常に有意義な一日だった。(米国で開幕した核安全保障サミットに出席後、記者団に)

 ▽お返ししたい

 自民党の大島理森幹事長 人さまのことを言う前に、自身の「政治とカネ」問題や鳩山内閣の決断なき政治運営をしっかりさせることがあなたの責任だとお返ししたい。(「自民党にはよみがえってほしい」との小沢一郎民主党幹事長の発言について、記者会見で)

(14日)

 ▽フランスに学ぶ

 鳩山由紀夫首相 フランス革命の自由、平等、友愛(博愛)。その友愛こそ今の日本に最も重要な考え方だ。学ぶことは多い。(米国でフランスのサルコジ大統領と会談後、記者団に)

 ▽信頼失った

 麻生太郎前首相 私は米大統領が交代した時、最初の外国客としてホワイトハウスに行った。今の内閣はまだ正式に大統領と会えていない。同盟国の信頼を失った事態を重く受け止めるべきだ。(都内のパーティーで)

(15日)

 ▽うれしくない

 鳩山由紀夫首相 皆さんが報道するたびに、さもこちらが混乱しているかのように報道されるので必ずしもうれしい話ではない。(米軍普天間飛行場移設問題をめぐる報道について記者団に)

 ▽「小沢派」だけ

 町村信孝元官房長官 派閥が悪いと言われるが、今の派閥はかつてに比べてかわいいものだ。今の日本の政界で派閥らしいのは「小沢派」しかない。(派閥解消論が出ていることについて都内のパーティーで)

(16日)

 ▽学級崩壊ではない

 鳩山由紀夫首相 議論があるのが外に出て「学級崩壊」だとかいろいろ言われているが、私はむしろ健全だと思っている。(鳩山政権への「閣内不一致」批判に対して後援会関係者との懇談で)

 ▽右に左に迷走

 川崎二郎自民党国対委員長 閣僚の迷走、右に揺れたり、左に揺れたりが続いている。鳩山由紀夫首相と谷垣禎一総裁との党首討論を含めて追及したい。(米軍普天間飛行場移設問題への政府対応について記者会見で)

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 大阪市の平松邦夫市長は14日の記者会見で、橋下知事が来年秋の次期市長選への出馬の可能性に言及したことについて、「私自身も2期目はまだ表明していない段階でターゲットにしていただけるというのは、光栄なようで、的はずれなようで……」と皮肉交じりに感想を述べた。

 橋下知事は13日の民放番組で、自らが掲げる府市再編による「大阪都構想」に平松市長が賛同しなければ「(自ら出馬する)可能性はゼロではない」と発言。平松市長は「大阪都構想はイメージばっかりで、そこに乗ってしまう動きを一番気をつけないといけない。知事は実態のないことを、さも実態があるようにおしゃべりになるのが非常に得意だ」とけん制した。

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 会議では、石原慎太郎東京都知事が「地方にとどまらず国家の利益にかかわる可能性がある」として「絶対反対」を表明。加戸守行愛媛県知事も「基本的に反対する」と述べた。
 一方、野呂昭彦三重県知事、蒲島郁夫熊本県知事、嘉田由紀子滋賀県知事は「認めてもいいのではないか」などと地方参政権付与に理解を示した。松沢成文神奈川県知事は、参院選のマニフェスト(政権公約)で各党がこの問題への態度を明確にすることが先決、と主張した。 

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 警視庁は1日までに、重大な性犯罪の前兆である声掛けや付きまといなどを捜査する生活安全総務課子ども・女性安全対策専従班(愛称・さくらポリス)が昨年4月から1年間で、14~52歳の男46人を摘発したと発表した。
 警視庁は同日、同課の正式な機関として「子ども・女性安全対策室」(愛称・同)を設置した。
 同課によると、摘発者の内訳は東京都迷惑防止条例違反(痴漢など)18人、公然わいせつ17人、強制わいせつ4人など。1616件の情報が寄せられ、このほかに男16人を警察署などに呼び出して指導・警告した。 

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